初心者がキャンプへ行くとなると、大まかな1日の流れや手順がわからないと不安になりませんか?
ましてや1泊2日だと、思い出が設営と撤収だけで終わってしまい「もうキャンプなんて行かない!」と思ってしまう事態に…。
私は、幼少期のときにキャンプへ行っていたので「手順なんて調べなくても余裕~♪」と思っていました。
しかし、はじめて設営し撤収したとき30分くらいで終わるだろうと予想していたのに、なんと2時間かかりました(笑)
なので、あらかじめ1日の流れや手順を把握しておくことで初心者でも時間に無駄なく、最大限満喫することができますよ♪
ここからは、初心者がキャンプへ行くときに意識すべき手順を、到着からチェックアウトまで解説していきます。
初心者キャンプ手順は頭に入れて時間を有効活用
キャンプ初心者の場合、キャンプ場に着いて「何から準備したらいいの?」と、いったん思考停止してしまいがちです。
私は、父がキャンプ好きだったので、幼少期からキャンプへ駆り出されていました。
なので手順や流れなどは見て覚えていましたが、実際やってみるとこんなにも大変で時間のかかるものだったのか…と呆然。
連泊の場合はゆったりペースで進められますが、1泊2日だととにかく時間をムダにしたくない!コツを知りたい!
鬼せっかちな私は、止まっている時間が許せません(笑)
まずは、キャンプ自体の手順・流れを頭に入れておくとキャンプ場に着いてから時間を有効的に使うことができます♪
ではさっそく、キャンプ場についてからの手順・流れのコツを初心者でもわかりやすいように解説していきます。
今回は、初心者に向けているのでワゴンを使う必要がない「オートキャンプ場」での手順・流れになります!
チェックインして車をサイトに横付けする
キャンプ場に着いたら、とにかく探検したい気持ちに駆られますが、グッとこらえてください。
ここで手順に沿わず探検にでてしまうと、すべての時間がおしてしまい必ず後悔することになります。
必ずやらなければならないことを終わらせてから探検や遊びに出かけると、心に余裕を持つことができますよ♪
まずは、設営するテントやタープ・テント内に入れる寝袋やマット・タープの中に置くイスやテーブルを分けてまとめておきます。
先に車から荷物を降ろし、分けてまとめておくことで「あれ?どこだっけ?」という不必要なタイムロスを防ぐせっかち技!
では、次の手順に移りましょう。
家となるテントやタープを設営する
まずは、家となるテントやタープを設営していきましょう。
設営するときの大切なコツやポイントを紹介します!
- 設営する場所はくぼみや穴がない場所を選ぶ
- 転がっている石や小枝を取り除く
- グランドシートがある場合は上記を満たしたうえで敷く
設営するとき、くぼみや穴の確認、転がっている石や小枝を取り除くことは必須です!
くぼみや穴があると、テントで寝るときでもタープ内でも邪魔になり、最悪テント床に穴が開いてしまうことに…。
転がっている石や小枝も同様、テント床の破損に繋がりますので必ず確認することがポイントです。
テントやタープを設営する前の日や当日には、説明書をよく読み、YouTubeがある場合は動画でも頭の中で予行練習しておくことが時短になるコツです!
説明書だけではいまいちイメージが付きにくいと思います。
動画がある場合、設営担当者全員が一度は見ておくようにしてください!
全員が見ておくことで設営中名称や番号が伝わりやすく、必然的に時短へ繋がりますよ♪
テントやタープ内にギアを設営する
次に設営する手順は、テントやタープ内にギアを設営していきましょう!
テント内では、マットの上に寝袋を敷き、ランタンもさっそく吊るしておきましょう。
タープ内だと、テーブル・イス・クーラーボックスなどもどんどん設営していきます♪
ここで大切なポイントは、取り出したギアの袋はテントとタープのギアで分けてまとめておくと撤収のとき袋を探す手間が省けます。
テントとタープで使用しているギアの袋を分けておくと「テント内のギアお願いね!」など、分担することができるからです♪
キャンプは、非現実的な時間を過ごすことが魅力ですが、楽しい時間にするためには時間を有効活用することがコツ。
設営や撤収が大変で、せっかくの休日が逆に疲れちゃった…なんて悲しいことにならないようにしたいですね!
夕食の下準備や各々好きなことを楽しむ
一通り設営が終わり、カンパーイ!としてから、ここからは各々好きな時間を過ごしましょう♪
探検に出かけるも良し、釣りに行くも良し、お昼寝するのも良しです!(全部私の好きなこと笑)
夕食の下準備は、ランタンの光では調理しにくいため、暗くなる前にはじめることをおすすめします。
作りたいご飯の材料を家で切ってジップロックなどに入れて持参すると、とっても簡単に調理できるのでおすすめです!
夜にバーベキューなどする場合は、火起こしする時間を決めて探検に出かけましょう。
「初心者でも簡単にできるキャンプ飯が知りたいわぁ~」という場合、こちらの記事を参考にしてみてください♪
夕食や晩餐時間はキャンプ場のルールに従う
はじめてのキャンプ、外で食べる夕食のおいしさに度肝を抜けれることと思います。
キャンプ場で食べるご飯は格別で、焦げた焼きそばさえおいしく思えることが不思議でなりません。
そんな楽しい時間はあっという間。
今や管理されているキャンプ場では、消灯時間のルールが設けられている場合がほとんどです。
なので、消灯時間には晩餐はやめて、自然の虫や動物の声に耳を傾ける時間にしてくださいね。
消灯時間の前までにやるべきことを紹介します!
- 食べ残しは袋にまとめる
- 食器は洗うor袋にまとめる
- ゴミは外に置かない
- 焚火や炭の消火
上記3つは、動物対策です。
食べ残しや食器に付いたタレのニオイ、ゴミを外に置いておくと動物が寄ってくる場合があります。
私は、北海道のキャンプ場で温泉に行っている間に動物にタープ内の食べ物を荒らされていた経験があります。
鳥なのか、キツネなのか正直今でもわかりませんが、とっても怖かったです…。
そんなことがないように、しっかり食べ残しは袋にまとめ、食器類は洗い、ゴミもテント内か車に置くようにしましょうね♪
キャンプの朝は早いけどそれもまた魅力
はじめてのキャンプで、いつものように爆睡できる猛者は少ないと思います。
私はチェックアウト10時でも7時前には起床します!
寝れなくて起きているのではなく、わざわざ起きています(笑)
湖のあるキャンプ場だと、早朝の景色も良いのでコーヒーを飲みながら眺め、山では早朝散歩したときの空気が最高です!
そんな朝は、初心者の場合撤収に時間が取られることが予想されるので、撤収のみで1時間以上かかると思っておきましょう。
慣れると30分ほどで終わりますが、初心者の場合、車に荷物が入りきらない!なんて事態になりがちです。
撤収の基本は設営と逆で小さいものから片づけ、どんどん積み込むのではなく、最初と同じくまとめてから順番に積み込む
車に積めなくなって、もう一度積み直すことが体力も時間も1番使うことになるので注意してくださいね。
キャンプの手順を頭に入れておくことで、初心者でも時間に追われることなく楽しい時間を過ごすことができますよ♪
チェックアウトの時間も決まっていますので、余裕をもって撤収していきましょう。
まとめ
- 初心者がキャンプへ行くときは、手順を把握しておくことでムダな時間がなく、最大限満喫することができる
- 到着して車から荷物を降ろすときは、テントやタープ・テント内に入れる寝袋やマット・タープの中に置くイスやテーブルを分けて置いておく
- テントやタープは、くぼみや穴がない場所で、石や小枝は取り除いてから設営する
- テント内・タープ内にギアを設営していくときは、入っていた袋を2つに分けてまとめておく
- 夕食の下準備は暗くなる前にはじめて、あらかじめ家で食材を切って持ってくると時短にもなり便利
- キャンプの朝は早く起き、朝ご飯以外で初心者は撤収時間に1時間はかかると思っておく
キャンプの手順は把握してから行くことで、ムダな時間を失くし楽しい時間に使うことができます。
私のように手順はもうバッチリ!と思っていても、実際に設営や撤収を行うとイメージとぜんぜん違い、とっても時間がかかってしまう場合も。
なので、設営や撤収に時間がとられても大丈夫なように各手順がスムーズに進むようにしてみてください♪
お休みがあれば、初心者だとゆとりがあるので連泊でも良いですね!
では、時間に追われないキャンプを楽しんできてください。
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