キャンプ初心者のあなたは、テントの選び方に迷っていませんか?価格や機能性、設営のしやすさに見た目など欲を言いだすとキリがないですよね(笑)
今まで2ルームテント・ルーフテント・トンネル型テント・ワンポールテントを使ってきた私が、テントの選び方を徹底解説!
実は、キャンプ初心者でもテントの選び方のコツを知っているだけで、簡単にあなたに合ったテントを決めることができますよ♪
キャンプ初心者でも簡単な選び方のコツは、耐水圧・素材・価格・設営のポイントを把握するだけ!
耐水圧など難しい言葉でわかりにくい!と思うかもしれませんが、簡単に説明していますのでご安心ください。
あなたに合ったテントの選び方や、おすすめテントも紹介しているのでぜひお付き合いください。
キャンプ初心者がテントの選び方で注意する点
人気のキャンプをはじめてみたいけど、初心者だとテントの選び方もわからないし、高価なものだから失敗はしたくないですよね。
キャンプ初心者でも、テントの選び方で大切なポイントをおさえるだけで、失敗なくあなたに合った商品を選ぶことができますよ♪
では、さっそく初心者がテントを選ぶ時の大切なポイント4つを紹介します!
おそらく、ほとんどの場合は価格や設営の簡単さを重視したテントの選び方をしていると思います。
しかし、1度買ったら長年使うテントは、他にも耐水圧や素材にも注目して買うことが後悔しないポイントですよ♪
それでは、上記で大切だと紹介したポイントを1つずつ解説していきます!
耐水圧は季節や地域によっても選び方が変わってしまう
「耐水圧」とは、あまり聞きなれしない言葉ですがテントを選ぶときは必ずチェックしないと後悔する確率が高くなります。
1cm四方の面積に筒を立て、その中に水を入れていくと何mmまで生地にしみこまず耐えられるかを表す数値
テントを選ぶときは、急なゲリラ豪雨などにも耐えられる、耐水圧が1500mm~2000mmのものを選ぶことがおすすめ!
よくわからないや~って場合も、とりあえず1500mm~2000mmのテントを選んでおけば安心です。
ベストな耐水圧があるのに、何で統一しないの?
そう思って当然です!
実は、耐水圧が高いとメリットもありますが、同時にデメリットも存在します。
- 防水機能が高いと豪雨に対応
- 冬は冷気の侵入も防げる
- 通気性が悪く夏は暑い
- 結露ができやすい
あなたが住んでいる地域がとびきり暑い場合は、耐水圧は1500mm程度で良いかもしれませんね。
逆に、真冬でもキャンプに行く場合は冬用として2000mm以上がもう1つあると安心です♪
耐水圧をチェックする場合も、あなたがどの季節やどの地域でキャンプをしようとしているか考えてみてください。
次は、テントの素材について解説していきます!
素材はあなたのキャンプスタイルに合わせて選ぶ
次に、キャンプ初心者がテントの選び方で注目するところは「素材」です。
テントの素材には、ポリエステル・ナイロン・コットン・ポリコットンの4種類があります!
そして、テントは素材によって値段が高くなり、キャンプスタイルによって選び方の注意が必要です。
- ポリエステル…乾きやすくコスパも良いが、火の粉が飛ぶと簡単に穴が開く
- ナイロン…軽量で柔軟性があり火の粉にも強いが、値段が高価
- コットン…通気性が良く結露に強いが、水に濡れると吸収し重くカビやすい
- ポリコットン…ポリエステルとコットンの良いとこどりだが、耐水圧が高くない
このように、テントの選び方はあなたの用途に合わせる必要があります。
私は今までテントを4つ使用してきましたが、基本的にはポリエステルで問題ないと思いました~!
あまりにもサイトや区画が狭く、テントと焚火の距離が確保できない場合には十分気を付けてくださいね。
値段の差には理由があるのでしっかり見極める
ネットで調べていると、テントの値段はピンからキリまで存在していて、安すぎる商品は逆に不信感を覚えてしまうほど。
しかし、その不信感は間違っていないのです。
テントの値段にピンからキリがあるのは、サイズやフレームの素材、生地や窓の数まで関係しています。
安いテントにはしっかり安い理由があるので見ていきましょう!
サイズによって値段が変わるだけではなく、フレームや底面生地でも経費削減されている場合があるのでチェック必須です!
FRPフレームとは繊維強化プラスチックのことで、アルミフレームに比べると強度が落ち、強風に煽られると折れる可能性が高くなります。
春先などは特に風の強い季節となりますので、FRPフレームが使われているテントで風の強い日のキャンプは避けることが無難ですね。
他にも、安いテントあるあるでは底面の生地がPEクロスというビニールシートと同じ素材が使われていて、そりゃもう耐久性に欠けてしまいます。
テントにメッシュ部分が少ないと換気できず夏は暑いですし、湿気のせいで結露の原因となってしまうので意外と要チェックポイントです。
最初はなるべく安価なテントを求めてしまいがちですが、長く使うのならしっかり価格と素材が見合っているかを確認してくださいね♪
設営のしやすさは形と大きさが合っているものを
最後に気になるのは、設営のしやすさではありませんか?
いくら魅力的なテントでも、設営時間がかかりすぎるとストレスになってしまい、キャンプに行きたくなくなります…。
設営しやすいテントの選び方とは、人数に合ったサイズで「2ルームテント」や「トンネル型テント」がおすすめです!
例えば、1人でキャンプへ行くのに4~5人向けのテントを設営するのは無理がありますよね。
人数でテントを選ぶ場合は、推奨人数-1人が適正人数
4人推奨なら3人、5人推奨なら4人で使うと荷物を置いてもゆとりがあり、過ごしやすいですよ♪
2ルームテントは、スクリーンタープとテントが一体化になっているので、虫が気になる場合やファミリーキャンプにおすすめ。
私は今まで、2ルームテント・ルーフテント・トンネル型テント・ワンポールテントの4種類を使ってきました。
ソロやデュオであれば、ルーフテントも設営しやすくおすすめです。
しかし、経験から特に設営しやすく快適だったのが、トンネル型テント!
トンネル型テントは、フレームを通せば自立するので、はじめてでもペグが打ちやすく設営も簡単にできました♪
ワンポールテントは大きさにもよりますが、構造が簡単なので頑張れば1人で設営することも可能なくらいでしたよ~。
※安全のために設営人数は守りましょう
そして、ワンポールテントの場合は別にタープも必ず欲しくなるので、個人的に1つ目は1つで完結するテントを推します。
それでは、次に使う人数に合わせたおすすめテントを紹介していきます!
キャンプ初心者へテントのおすすめ4選を紹介!!
テントの選び方がわかっても、すべてを確認しながらおしゃれなテントを選ぶのは難しいですよね。
今回、私の方でおすすめする厳選したテントは「エルフィールド」「タフスクリーン2ルームハウス」「アポロン」「レイサ6」の4つです!
これから紹介するテントは、すべて実物を確認したうえで評価しました。
それでは1つずつ細かく説明していきます~♪
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールド
1つ目は、誰もが知るスノーピークから販売しているテント。
スノーピークのテントというだけでテンションが上がってキャンプへ行きたくなります(笑)
その中でも、初心者がテントを買うときにおすすめなのが「エントリー2ルームエルフィールド」です!
価格 | 〇 |
耐水圧 | 1800mm |
重量 | 15.5kg |
定員 | 4人 |
素材 | ポリエステルタフタ |
設営 | 〇 |
スノーピークでこの値段、このクオリティのテントは素晴らしいですよね!
ただ、定員が4人までなので「大人2+子供2」「大人2+子供1」「大人3」がベストだと思います。
女性は気にならないかもしれませんが、背の高い男性だと圧迫感を感じる可能性がありそうです。
エルフィールドは、2ルームテントという名前ですがインナーテントが吊り下げ式なので、設営のしやすさはトンネル型と似ています。
シェルターとしても使えるのがうれしいですね。
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス
コールマンもとっても有名なアウトドアブランドですよね。
私も、はじめてのキャンプでテントはコールマンからはじめました♪
そんなコールマンのテントで初心者にもおすすめなのが「タフスクリーン2ルームハウス」になります!
価格 | ◎ |
耐水圧 | 2000mm |
重量 | 17kg |
定員 | 4~5人 |
素材 | ポリエステルタフタ |
設営 | 〇 |
耐水圧、素材を見てこの値段は、とってもコスパよく感じますね!
そして、定員もテント内に荷物を置かなければ「大人2+子供3」「大人2+子供2」「大人4(少し圧迫感)」いけますね!
こちらのテントもインナーテントは吊り下げ式なので、シェルターだけでも使えることがうれしいです♪
ただし、コールマンのテントは大人気なので、キャンプ場に行くと同じテントがたくさんあるので、周りと被るのが嫌というあなたには不向き。
なので、次からは周りと被りにくくおしゃれなテントを紹介しますね。
ogawa(オガワ)のアポロン
私は今まで数多くのキャンプ場へ行ってきましたが、ほとんどがスノーピークかコールマンのテントで溢れています。
これから紹介するオガワやノルディスクは、キャンプ場で見かければ「あ!オガワのテントだ!」と思わず見てしまうテントです(笑)
みんなどんなテントなのか気になり、キャンプ場一周してしまいます。
少し値段が張りますが、機能性・見た目・ブランド力が強いのはオガワのアポロン。
価格 | △ |
耐水圧 | 1800mm |
重量 | 23kg |
定員 | 5人 |
素材 | ポリエステル |
設営 | 〇 |
正直、オガワのアポロンは手が出しにくい値段だと感じます。
しかし、その値段でもなぜ買う価値があるのかというと、全面開放可能なスクリーンパネルではないでしょうか!
キャンプで非現実的な解放感を求める場合、ヘキサタープの購入を考えることも多いかと思います。
しかし、風・雨を考慮すると初心者はスクリーンタープからはじめることがおすすめです。
そこで、オガワのアポロンはサイドを全面開放できるので解放感が半端じゃない!!
トンネル型テントなので初心者でも設営しやすいですよ♪
ノルディスクのレイサ6
ノルディスクのレイサ6は、はじめてみた瞬間「うわ!おしゃれ~!」と思わず声に出てしまったテントです。
このノルディスクのレイサというテントは、キャンプ場で設営してあると必ず可愛いと言われるはずです♪
価格 | 〇 |
耐水圧 | 3000mm |
重量 | 17kg |
定員 | 6人 |
素材 | ポリエステル |
設営 | 〇 |
ノルディスクのレイサ6、カシューブラウンというカラーは類を見ません。
ゆえに目立つのです!!!
このカシューブラウンというカラーがおしゃれでおすすめなのですが、この時のレイサにはスカートが付いていません…。
スカートが付いていると、冷気対策や虫対策にもなります。
なので、夏以外にもキャンプへ行く場合や虫が多いサイトでキャンプをする場合にはレイサ6のカシューブラウンは不向きかもしれません。
このように、初心者でもあなたに合ったテントの選び方をする必要があります。
まとめ
- キャンプ初心者のテント選び方は、耐水圧・素材・価格・設営を考えてあなたに合ったテントを選ぶ必要がある
- 耐水圧の選び方は1500mm~2000mmを選ぶと間違いない
- 素材の選び方はあなたのキャンプスタイルによって異なるため、どんなキャンプをするのか考えてから選ぶ
- 価格の選び方は安ければ良いではなく、安いテントには理由があることを理解したうえで購入する
- キャンプ初心者でも設営しやすいテントは、2ルームテントやトンネル型テント
- スノーピークのエルフィールドは、信頼できて見た目もかっこいいが背の低さから少し圧迫感がある
- コールマンの2ルームテントは、コスパもよく機も機能性も良いが、キャンプ場で同じテントが多い
- オガワのアポロンは、機能性も見た目もブランド力も高いが、値段が高く手を出しにくいのがネック
- ノルディスクのレイサ6は、カシューブラウンという類を見ないカラーが可愛すぎるがスカートが付いていない
キャンプ初心者でテントの選び方で行き詰まり、なかなかキャンプへ行けないとなるともったいな~と思います。
キャンプスタイルに正解はなく、あなたが過ごしやすい環境を作ることがベストですが、そのためのお手伝いをできていたら幸いです。
これからもお互い自然の中で楽しいキャンプを楽しみましょう♪
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